こんにちは。スタッフのゆみです＾＾
今年の夏をいかがお過ごしですか？

愛読書であるサン＝テグジュペリ「星の王子さま」を読んで以来、いつか広大な砂の上にたたずんでみたいという密かな憧れを持っていた私は、つい先日鳥取県を訪れてみました。

鳥取県と言えば、広大な砂の砂礫地を誇る鳥取砂丘。
昼間はラクダに乗れたり、パラグライダーのアクティビティ体験が出来たりしますが、砂丘内では空を遮るものがないので、夜は天然のプラネタリウムが広がり、実は星を見るのにとっても適しているんです！
今回は、鳥取砂丘での夜の星空体験から昼の絶景まで、その魅力をお伝えします。

鳥取駅から砂丘への行き方

鳥取駅前には、“星取県”なんてシャレが効いた看板が私たちを迎えてくれます。

鳥取駅から鳥取砂丘までは、車で片道20分くらい。
終電で鳥取入りした私たちは、星を見るために深夜1時頃にタクシーを利用して鳥取砂丘を目指しました！
深夜料金が入っておよそ片道2,600円くらいでしょうか。

昼間に鳥取砂丘に行く場合には、鳥取駅前のバスロータリーにある0番乗り場からバスを利用することができます。

砂丘トンネルを抜けて、いざ鳥取砂丘へ！

夜の鳥取砂丘で星空を眺める☆

タクシーの運転手の方がとても親切な方で、星を見終わるまで近くで待っていてくれると言ってくれました。
しかも砂丘に入るまでの足下の覚束ない暗い道のりを、車のライトで照らしてくれて、鳥取県民の温かさを感じます。

深夜の鳥取砂丘は、人ひとり居なくとても静か。
歩いていく砂の上は街頭もなく、空を遮るものは何もありません。
その日は雲の多い日でしたが、見に行った時間はちょうど雲が掃けていて、まるで宇宙にいるかのようなプラネタリウムが広がっていました。

20分くらいすると暗闇に目が慣れて、始めに見た時よりも、より多くの星々を見ることができます。
星が見えすぎて、どこにどの星座があるのかすぐには分からないほど。
また新月の日を狙っていきましたが、月明かりに邪魔されないので星が見やすくおすすめですよ☆

本当に真っ暗な空間なので、転んだりしないよう懐中電灯を持っていくこともおすすめします。
また地面は砂でいっぱいなので、レジャーシートを持っていけば何かと便利ですよ！

昼の鳥取砂丘は絶景を楽しむ♪

先ほどまでは夜の鳥取砂丘をお伝えしましたが、むしろ鳥取砂丘は昼に訪れる人がほとんど！
夜に歩いた暗闇の砂丘では分かりませんでしたが、昼間に見るとこんな景色が広がっていたのかと感動を覚えるかもしれません。

裸足になって、さっそく砂丘の入口から入ってみましょう！

入口から砂丘内に入り、ラクダ乗り場を見つけました。

写真で見ると分かりずらいかもしれませんが、ラクダって意外と大きいんですよ！
コブの辺りまでで2mくらいの高さがあったように思います。
ラクダに乗って歩いてみたい、と思っていたのですが、この日は強風のため、ラクダに股がって記念撮影を楽しみました。

敷地内には、風によってできた砂紋が広がっていたり、

意外と起伏の激しい砂丘内部では、「馬の背」と呼ばれる高さ48mにも及ぶ砂の頂きがあり、頂上から一望する日本海はまさに絶景！

現地には砂丘のガイドさんがいて、雑学を色々教えてくれます。
入口に近いラクダ乗り場から、馬の背まで徒歩20分ほどの距離ですが、その馬の背は毎年1年で50cmずつ場所が移動しており、800年後にはラクダ乗り場の辺りにまで到達するのだとか。
きっと自分が見ることのない未来の景色を想像すると、感慨深いものを感じます。

起伏に富んだ鳥取砂丘は、ちょっとがんばり過ぎると足が筋肉痛になるほど。
良い運動にもなるので、水分補給も欠かせませんよね。

砂丘の敷地外にある、近くのお土産屋さんで食べた鳥取の名産である梨を使った「梨ソフト」。さっぱりしていて、疲れた身体と喉の乾きによく沁み込みます！
とっても美味しいので、帰りがけに寄られてみてはいかかでしょうか＾＾

夏休みのご旅行にもぜひ！
昼と夜とで全く違う顔を合わせ持つ鳥取砂丘。どうせ行くなら両方楽しんでみてください♪

ー鳥取砂丘ー

中国自動車道「佐用JCT」ー鳥取自動車道「鳥取IC」から車で約20分。佐用から車で約80分。
JR鳥取駅より路線バス鳥取砂丘行き 鳥取砂丘バス停下車すぐ。(土日祝はループ麒麟獅子バス運行)
※砂丘周辺には以下の停留所があります。
・鳥取砂丘（砂丘会館）　※こちらが鳥取砂丘入口階段　最寄の停留所です。
・砂の美術館前
・砂丘センター展望台
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<スタッフプロフィール＞
ゆみ

星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします＾＾