【イベントレポ】未来の宇宙での働き方を考える1-宇宙兄弟

未来の宇宙での働き方を考える【イベントレポート】

2015.12.04
text by:編集部コルク
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働き方が多様化する中で、もっと企業や自分達自身を活かす方法があるのではないか?そういった疑問から、「企業」と「働く」の関係を見直す、もしくはステップアップするためのイベント『「企業」と「働く」の関係を考える supported by WISDOM』が渋谷ヒカリエで開催されました。全三部構成のこの興味深いイベントでは、宇宙好きであれば見逃せない「未来の宇宙の働き方」というテーマでの講演も。今は無い職業を、これからどう作っていくのか?宇宙にスポットをあてた”働き方の未来”のセッションをレポートします!

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▼イベント概要
「企業」と「働く」の関係を考える supported by WISDOM
第2部:未来の宇宙(そら)へ

大きなところでは、イーロン・マスク率いるスペースXの躍進、身近なところでは、マンガ宇宙兄弟の大ヒットなど、宇宙について考えることがここ数年増えているように感じる。「未来の宇宙の働き方」では、そんな最新テクノロジーの集まりであろう「宇宙」という場所にスポットを当てて、宇宙ビジネスなどの可能性を聞きながら今は無い職業をどう作っていくのかのヒントを得るセッションを目指す。

出演者:
◎中村 友哉(アクセルスペース代表取締役)
◎岡島 礼奈(株式会社ALE 代表取締役社長・創業者)
◎森 旭彦(サイエンスライター)

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宇宙って働けそう!

アポロ11号が月に到着した際の資料

アポロ11号が月に到着した際の資料

宇宙で働くというと重厚長大な、国のサポートがないとできないというようなイメージがありませんか?実は、近年では宇宙ベンチャーが数多く立ちあがり、そういった状況は変わってきています。アメリカの宇宙開発企業・SpaceXや、宇宙エレベーターを開発したカナダのThoth Technologyが活躍する他、「2015年宇宙法」がアメリカの上院を通過し、営利目的での宇宙資源の利用が認められたというホットなニュースも。当サイトで「宇宙掃除」の連載を持つASTRO SCALEなど日本発のベンチャー企業もどんどん宇宙産業に飛び出しています。今までどこか遠い存在だった宇宙で、いつか「働けそう」という気がしてきませんか?

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今回のイベントでは、重さ100キロ以下の人工衛星を開発している株式会社アクセルスペースの代表取締役:中村 友哉さんと人工の流れ星を開発している株式会社ALEの代表取締役社長:岡島 礼奈さんが、サイエンスライターの森 旭彦さんと一緒に「未来の宇宙での働き方」をテーマとしたセッションを行いました。

(左)アクセルスペース代表取締役 中村さん (中央)株式会社ALE 代表取締役社長 岡島 礼奈さん (右)サイエンスライター 森 旭彦さん

(左)アクセルスペース代表取締役 中村さん
(中央)株式会社ALE 代表取締役社長 岡島 礼奈さん
(右)サイエンスライター 森 旭彦さん

イベントレポートの後編では、アクセルスペースとALEの事業内容や、宇宙と関わる働き方について詳しくお伝えいたします。12月8日(火)公開です。お楽しみに!