【宇宙兄弟×ユーザブルIoT コラム #002】朗報!?2050年の宇宙旅行は、行列知らずで楽々出発!
もし、宇宙開発でもIoTが発展したらどういったことができるようになるのか? そんな想像を働かせて、”もしかしたら”の未来を描くたなPのコラムが連載スタートです!前回ご紹介したのは、もし将来月面旅行が誰でもできるようになったら、”着陸場所”の予約がIoTを通して可能に!?(こちらから読めます!)
今回は、将来、IoTですぐに宇宙旅行へ出発できる技術について。お楽しみに!
こんにちは。エスキュービズムのたなPです。
先日第1回目を寄稿させていただいて、多くの方からの反響にびっくりしています。
「本当にそんな世界が来ると面白いですね」「月でもやっぱり渋滞とかあるのかな」など
皆様が未来の月旅行を想像していただくきっかけになったのはとても嬉しいです。
さて、今回は2回目。もしも宇宙兄弟の世界にIoT製品があったら、六太や日々人達に便利だなーと言ってもらいたくて、色々と妄想をしていきたいと思います。
ぜひぜひお付き合いくださいませ。
※IoTってなんだ?という方はこちらをご覧ください。
■今回の妄想:
「月への出発準備がスムーズ?!自動受取ボックスで、荷物を簡単受け取り」
今回はいきなり妄想からです。
月に行けるようになったら、みなさんは何を持って行きますか?
宇宙兄弟の中では、
UFOのDVDとかブライアン人形とか
いろいろな誓いや思い出の物を持って行っていますよね。
でも22巻を読んでいて思ったのですが、もし月に気軽に行ける時代になったとしても、
月へ持ち込める物は厳しくチェックされることになりそうです。。。
事前にJAXAに申請して、許可されたものだけ受け取って持って行くことになるんでしょうね。
あ、そういえば、自分用の宇宙服も受け取らないといけないだろうな。
そうなると、月出発ゲートに行って、列に並んで、本人確認して、
スタッフの方が書類を書くの待って、宇宙服や時計など荷物を受け取って、、、、
結構時間かかりそう。。。
「今」の話に戻しますと、
空港やホテル、コンビニなんかで荷物や鍵の受け渡しのために、
列に並んですごく待ったことありませんか?
僕は、海外に行くときは海外で携帯やPCを使うために、
Wi-Fiルーターをレンタルして空港で受け取って出発するのですが、その受け取りカウンターが結構並んでて
飛行機に乗り遅れそうになったことがありました。
(チェックインカウンターは自動で行うことが出来るようになったので、
わざわざ列に並ばなくても楽にチェックインできるようになりましたが・・・)
こういう時、単純な受け渡しであれば自動でできたらうれしいですよね。
羽田空港のグローバルWiFi®貸し出しカウンターの混雑状況
■羽田空港で混雑解消?!グローバルWiFi®をスムーズにピックアップ!
実は弊社の宅配ボックスIoTである「スマート宅配ボックス(サービス名は「スマートピックアップ」)」が4月からグローバルWiFi®羽田空港店に導入されます。
※スマート宅配ボックスについてはこちらをご覧ください。
先に書いたように、今まで「グローバルWiFi®」を事前に申し込んでも、
実際にカウンターで商品を受け取るまでに時間がかかっていました。
そうすると、長蛇の列が発生してしまうのです。
そこで、この「スマート宅配ボックス」によって、
予約申込み時に発行されるメール添付されているQRコードをかざすだけで、
指定のロッカーが開いてWi-Fiルーターを受け取れるようになるのです。
わざわざカウンターで受け取らなくてもいいので、
自分自身のタイミングで待たずに受け取ることが可能なのです。
グローバルWiFi®羽田空港店 スマート宅配ボックス設置イメージ
※2016年3月現在
■終わりに「ちょっとだけ無理なことに挑戦してこーぜ」
今はグローバルWiFi®羽田空港店だけの仕組みですが、ゆくゆくは世界の空港、
そして月・宇宙への発着場でも活用できるものになるよう日々頑張っています。
2050年の世界では、もしかしたら月や宇宙空間でインターネットが使えるような
スペースWi-Fiが貸し出されているかもしれません。
ITの世界は日進月歩で進化していて、
どんなに便利で画期的ですばらしい物が使われているか想像もつきません。
でも六太や日々人に「便利!」って言ってもらえるように
本気の失敗を繰り返しながら、エスキュービズムは宇宙でも使えるようなIoT製品を目指しています。
これって、便利じゃないですか?
■Usable IoT(ユーザブルアイオーティー)
今回登場したスマート宅配ボックスのような、「日常生活においてこれまでは体験できなかった便利さを実現する、誰でも簡単に扱えるモノ」としてエスキュービズムが提唱している概念「Usable IoT」です。
次回、以降もこのユーザブルな体験を妄想していきたいと思います。
ではでは、また次回よろしくお願いします!