もっとも身近に宇宙を感じることができるイベントといえば、天体観測!条件に恵まれれば、宇宙をその身一つで楽しむことができます!天体観測シーズンの代表格夏に見ることのできる星座を紹介します。
いて座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
下半身が馬、上半身が人の神さまが弓を引いている形の星座です。
「さそり座」の東に位置していて、「さそり座」を狙って弓を構えている形をしています。「いて座」の目印は6つの星のひしゃく形の並びで、「南斗六星(なんとろくせい)」と呼ばれています。なので、南斗六星を目印に探すと見つけやすいと思います。
いるか座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
イルカの星座。夏の第三角の東側に少しくらい星々がちょこんとまとまっている星座がイルカ座です。そこまで明るい星があるというわけでもないのですが、大三角形のすぐそばにあるということもあってか、比較的見つけやすい星座ですよ。
かんむり座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
冠(かんむり)の星座。「ヘルクレス座」のすぐ西にあります。アルフェッカという星がかんむり座の中で一番明るいので、それを目印にすると見つけやすいかもしれません。「こと座」のベガと「うしかい座」のアルクトゥールスの間にあるので探してみてください。
こと座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
たてごとの星座。夏の空の高いところでこと座のベガが明るく光っているので、これを頼りに見つけるといいかもしれません。ちなみに、ベガは七夕のおり姫星としても有名ですが、「こと座」のベガ、「わし座」のアルタイル、「はくちょう座」のデネブを結んだ三角形を「夏の大三角」といいます。
さそり座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
サソリの星座。さそり座の中でも一際明るいアンタレスは南の空の低いところに赤く輝いているので、これを目印にするといいかもしれません。また、アンタレスから斜め下に向かって数珠繋ぎになっている星々がサソリの胴と尻尾を表しています。
夏の大三角
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
夏の星座の目印とも言える星座です。東を向いて見上げたところにあるいちばん明るい星「こと座」のベガ、ベガから右下の方向にある「わし座」のアルタイル、ベガから左下の方向の「はくちょう座」のデネブ。この3つの星を結んだ三角形が「夏の大三角」です。8月や9月になると、ベガが頭のま上に移動してきますよ。
はくちょう座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
白鳥の星座。はくちょう座のデネブは「こと座」のベガと「わし座」のアルタイルと一緒に夏の大三角をつくっているので、見つけやすいと思います。デネブははくちょう座のしっぽにあります。「はくちょう座」は星々が十字を切っている形になっているので「北十字」と呼ばれることもあります。
へびつかい座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
ヘビ使いの星座、大きなヘビ(ヘビ座)を抱えています。見つけ方は「さそり座」の上にある、将棋のコマのような形を探すのが一番簡単だと思います。ちなみに、てっぺんにあるラス・アルハゲという星はアラビア語で「へびつかいの頭」という意味です。
わし座
(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)
ワシの星座です。わし座のアルタイルは七夕のひこ星としても有名ですね。夏の大三角形を形作る星でもあるので、アルタイルを頼りにすれば比較的見つけやすい星座だと思います。
おわりに
いかがでしたか?夏は夜も比較的暖かく、また明るい星も多いので天体観測もしやすい時期です。せっかくなので、街中から離れて電灯などのないところで空を見上げてみてください。きっと綺麗に星が見えると思いますよ。
(ライター:ダウニー)