『宇宙兄弟』とともに、“夢のはじまり”を胸に。「あの日のUFOネックレス」ができました。 | 『宇宙兄弟』公式サイト

『宇宙兄弟』とともに、“夢のはじまり”を胸に。「あの日のUFOネックレス」ができました。

2025.08.20
text by:西谷涉
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こんにちは。スタッフのアユミです。

お盆を迎え、ここ数日は暑さもほんの少し和らぎましたね。
セミの鳴き声や夕暮れの空模様からも、少しずつ秋の気配が感じられます。

さて、先月発売された『宇宙兄弟』最新45巻では、次巻でついに完結することが発表されました。
物語がクライマックスへ向かうなか、ムッタの挑戦がはじまった2025年という節目に、兄弟の夢の原点となった”あの日”を思い出すアクセサリーをつくりました。
「あの日のUFOネックレス」をご紹介いたします。

夢の原点を思い出させてくれる“モノ”

『宇宙兄弟』の物語のはじまりは、ムッタとヒビトが竹の子ニュータウンでの夜の探検をしていたとき。空に浮かぶUFOが月の方角へと飛んでいくのを目撃し、ふたりは「将来は宇宙飛行士になって月へ行こう」と約束しました。

それから時を経て2025年。ヒビトが月へと旅立つ直前の記者会見でも、UFOの話題がのぼるほど、あの日の出来事はふたりの心に深くに刻まれていました。

ムッタとヒビトだけではありません。
『宇宙兄弟』では、キャラクターたちの“夢のはじまり”となるエピソードがたびたび登場しますが、そのなかで、夢の出発点にまつわる「モノ」を大切にしている姿も描かれています。

例えば、ビンスとピコ。
彼らが胸ポケットに忍ばせているのは、亡き親友リックと3人で切り分けたロケット“ペンギン号”の破片。ともに宇宙に思いを馳せ、兄弟のような深い絆で結ばれていたリックと過ごした日々‥。
ビンスとピコにとっては、仲間との絆や語り合った夢を思い出させてくれる宝物なのです。

また、エディとブライアンにとっては、子どもの頃に兄弟で買ってもらった宇宙飛行士の人形。

「月に行ったとき、一緒に月面に並べよう」と交わした約束は、大人になってからも、ふたりの心を支えました。ブライアンの事故の後も、人形はエディを月へと導く原点となります。

日常のなかでふと、自分の夢やモチベーションの源を思い出せる。
そんな“身につけられるモノ”をつくりたいーー。

その想いから誕生したのが「あの日のUFOネックレス」です。

小山宙哉監修!
原作を忠実に再現したUFO

これまでにも、シャロンのネックレスやムッタの金ピカトランペットのネックレスなど、原作をモチーフにしたアクセサリーをお届けしてきました。

今回はムッタとヒビトの夢の原点でもあり、『宇宙兄弟』第1話の象徴でもある「UFO」をテーマにしたネックレスです。

ムッタとヒビトのふたりだけが目撃した、“あの日のUFO”を再現するため、小山宙哉が全面的にデザインを監修。わずか1cmほどの小さなペンダントトップに、小山のこだわりがぎゅっと詰まっています。

ムッタとヒビトがUFOを見た日の、続きの物語を覚えていますか。
第6巻《#54》「ドーハのきせき」で描かれた、ムッタがいじめに遭うエピソード。兄を励まそうと、ヒビトが釣竿にぶらさげて撮影した“はりぼてのUFO”こそが、今回のモデルです。

当初はUFOの中を空洞化してコストを抑えるデザイン案もありましたが、空洞化するためには、円柱のようなUFOのかたちにせざるをえず‥。

小山の監修も入り、原作で描かれているUFOの丸みと直線が組み合わさった形を再現する方向に決定。
密度のあるパーツにしあげることで、よりリアルなUFOのフォルムを実現しました。

旧モック
完成モック

磨き作業や、石の埋め込み作業など、一点一点職人の手で丁寧にしあげています。

毎日身につけたい、
“夢のはじまり”のネックレス

洗練されたシンプルなデザインで、きれいめにも、カジュアルにも合わせやすいしあがりに。日常づかいにうれしい、さりげなく胸元で輝く「あの日のUFOネックレス」。

ブリキの宇宙船や航空機のようなイメージで、原作のUFOを再現したシルバー925と、ムッタを連想させる“金ピカ”の10K/18Kゴールドをご用意しました。

丸みのあるUFOの中央には、イエローの石をライトに見立てて埋め込み、ゴールドバージョンには、「幸運を呼ぶ希望の宝石」とされる天然石のシトリンを使用。やわらかな光を放ちます。

チェーンは約45cmでスライド式。お好みの長さに調整してお使いいただけます。留め具には月をイメージしたプレートを添えました。

細やかなドットチェーンを揺れ動くUFOのペンダントトップを見ていると、あの夜のふたりのエピソードが蘇ってくるようです。

さらに、一冊の本から、お気に入りのエピソードを取り出して、まるで物語を身にまとうように。単行本をイメージした、特製のブック型ボックスに収めてお届けします。

箱の中でも、月の右側にUFOをしまえる仕様。まるで“あの日”の夜空をそのまま閉じ込めたようです。

物語が終わってからも
ムッタたちのエピソードを胸に

次巻完結を発表してから、SNSには、ファンの方々からこんな声が寄せられていました。
「自分の人生を構成するひとつの作品が完結してしまう」
「『宇宙兄弟』は人生のバイブル」
「ムッタとヒビトにずっと勇気をもらってきた」

18年間にわたり、多くの人の人生に寄り添ってきた『宇宙兄弟』。
完結を前にして、作品が放つ存在感を改めて感じています。

ムッタとヒビトがUFOを見上げた“夢のはじまり”を思い出すように。
このネックレスを身につけることで、自分の原点やまっすぐな想いに立ち戻れるかもしれません。
あるいは、『宇宙兄弟』が完結した後も、心に刻まれたエピソードをそっと呼び起こしてくれるかもしれません。

「明日も、腐らずにがんばろう」。

そんな気持ちにさせてくれる“道具”として、選んでいただけたら嬉しいです。

あなたの“夢のはじまり”。
もう一度思い出してみませんか?


いつまでも、ムッタとヒビトとともに。